『New Zealand Herald』は「ニュージーランド代表のアンソニー・ハドソン監督は、ブラックプールに所属している18歳のMFヘンリー・キャメロンを招集する方針を示している」と報じた。

ヘンリー・キャメロンは1997年生まれの18歳。昨年1月にプロ契約を結び、昨季の後半戦では11試合に出場し初ゴールも決めるなどして話題を集めたアタッカーである。

今季ブラックプールは3部に降格してしまったが、それに合わせて彼はレギュラーを獲得することに成功し、既に今季4試合でプレーしている。

両サイドやセンターなど中盤ならばどこでもこなせる応用力を持ち、ブラックプールの下部組織では近年の傑作であると高い評価を得ている選手だ。

ニュージーランド代表は彼を早くも9月9日のミャンマー戦でメンバーに加えることを画策しており、招集に動く可能性が高いという。

先日のリオデジャネイロ五輪予選でデクラン・ウィーンを初めとした数名に出場資格がないと訴えられ失格になったニュージーランドであるが、その裁定については控訴する方針を固めている。

オセアニアサッカー連盟からは現在もU-17ワールドカップ予選で起用した4名の外国生まれの選手について資格があることを証明するよう要求されているが、それについては保留し、裁判に集中している状況にある。

その中で再び外国生まれの選手を引き入れるということになるが、記事によればヘンリー・キャメロンについては両親のどちらかがオーストラリアに縁があることが確認されているようだ。

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