先日バルセロナからチェルシーへ移籍したスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスはWBA戦で即ゴールという結果を出した。

ジョゼ・モウリーニョ監督も「彼はとてもいい選手だ。加入した以降、毎日戦術的に励んでいる。とてもいいパフォーマンスだった」と称賛を惜しまなかった。

この活躍を受けて、英紙『Mirror』ではプレミアリーグにおいて最高のデビューを果たした選手たちをピックアップしていた。当サイトで調べた情報も盛り込みつつ紹介する。

FWセルヒオ・アグエロ/マンチェスター・シティ/2011vsスウォンジー

2011年にアグエロ獲得のために支払った3800万ポンド(現レートで72.1億円)はシティにとって必ずしも小銭というわけではなかった。だが、一晩で彼はそれを小金にしてしまった。4-0で勝利した試合において、59分からの出場で、2ゴールを決めたのだ。

当時本人は「ハッピーだよ。とてもいいスタートになったし、これを続けていきたい。ナイスだった」と語っていた。プレミア初年度に23ゴールを記録、いまやリーグ屈指のストライカーとして絶対的な存在になった。

FWユルゲン・クリンスマン/トッテナム/1994年vsシェフィールド・ウェンズデイ

デビュー戦で1ゴール2アシストを記録したこのドイツ人FWはそれだけでなく、今でも多くの選手がコピーするダイビングでのセレブレーションを編み出した。

このセレブレーションについて、本人は「テディ・シェリンガムがやってきて、『ユルゲン、もし君がここで初ゴールを決めたら、皆でダイブをやるよ』と言ったんだ」と語っており、シェフィールドサポーターたちも笑っていたのは素晴らしいことだったと語っている。クリンスマンはこの年リーグ5位タイとなる21ゴールをマーク、翌シーズンにバイエルンへと移籍していった。