8月22日に行われたイングランド・プレミアリーグ第3週、マンチェスター・ユナイテッド対ニューカッスル・ユナイテッドの試合は0-0のスコアレスドローで終了した。

『Football Daily』は「マンチェスター・ユナイテッド対ニューカッスル・ユナイテッドから学んだ5つのこと」、『Footballfancast』は「マンチェスター・ユナイテッド対ニューカッスル・ユナイテッドから学んだ3つのこと」という記事を掲載し、試合のレビューを行った。

『Football Daily』の「マンチェスター・ユナイテッド対ニューカッスル・ユナイテッドから学んだ5つのこと」

ミトロヴィッチは相当やりよる

最前線に立つ彼はパワフルで身長があるのは明らかだ。ミトロヴィッチは素晴らしいポストプレーと空中戦を持ち、非常に頼れる。

しかし、今日彼が展開したもののような、天才的な仕事までは期待してはいなかった。ルーク・ショウを追い、たまにはシャンセル・エンベンバの支援にまで。

このセルビア人が激しい気性を抑えることができ、そして向こう見ずな行為で退場させられることがなければ、クラブにとっては大きな拾い物になるはずだ。

コロッチーニもやっぱりやりよる

コロッチーニはがっちりしたディフェンダーとして知られていたが、これまでその次のレベルに上がること、最高のセンターバックになることは出来ていなかった。

しかし、ユナイテッド戦での彼は、4~5年前に多くの人物がなぜ彼を推していたかという理由をまざまざと見せつけたといえる。

この『コロッサス』は守備の中心となり、ルーニー、マタ、メンフィス・デパイらはその壁を崩すことが出来なかった。

スティーヴ・マクラーレンが彼の調子を保たせ、そしてモチベーションを持たせ続ければ、マグパイズは彼らのキャプテンを取り戻すことが出来るはずだ。

ニューカッスルはかなり戦える

スティーヴ・マクラーレンは、これまでの2試合でかなり苦しんだかもしれない。しかし、彼の手腕がチームに浸透し始めているのを見ることができたはずだ。

もはや、ジョン・カーヴァーが毎週のように作っていた大編隊ではないが、しかし今チームはトップ10フィニッシュを視野に入れられる状況にあるようだ。

マクラーレンはまずプレミアリーグで仕事を得られたことが幸運だった。しかし、彼がこのパフォーマンスを導くとすれば、なんの問題もなかろう。

ユナイテッドはストライカーを獲るべき

マンチェスター・ユナイテッドはワールドクラスの点取り屋と契約しなければならない。もしプレミアリーグのタイトルを争うチャンスを手にしたければ、であるが。

ウェイン・ルーニーは試合に入るに当たって苦労し、最初のゴールと思われたものはオフサイドの判定によって霧散した。

ハビエル・エルナンデスが入ってきた後、メキシコのストライカーがニューカッスルのディフェンダーを引っ張り、ユナイテッドは多くのスペースを見つけることが出来た。

しかし、そこからチャンスが80分にやってきたとき――マンチェスター・ユナイテッドが勝利するためには、彼は決めなければならなかった。

もしその結果がどうであったとしても、ルイス・ファン・ハール監督がナンバー9を必要としていることは明らかだ。そんな試合だった。

あのルーク・ショウが戻ってきた

ルーク・ショウはオールド・トラッフォードで素晴らしい年を続けることになるだろう。おそらく、このユナイテッドで傑出したパフォーマンスを見せた彼は、また疲れることなく守備の仕事をこなし、無尽蔵の体力を持つ若者なのだ。

前に飛び出し、メンフィス・デパイを追い越すときにも、彼は非常に危険な存在になる。調子が良く、強く、身体能力が高い。彼が怪我をせずに継続できるなら、今季は彼にとって最高のシーズンになるかもしれない。

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