今季、アンデルレヒトからニューカッスルへ移籍すると、サウサンプトンとの開幕戦にフル出場したDFシャンセル・エンベンバ。

そのプレーもさることながら、タキシードで完璧に決めたそのファッションも大いに注目を浴びた。

そのエンベンバが『Mirror』のインタビューで、このタキシードについて語った。

「『試合前は全ての選手がスマートな見た目である必要がある』と僕らは言われたんだ。だから、初めてのスーツを買った。それは僕が着たかったものだった」

「あれは僕が持ってる唯一のスーツさ。だから、あれをオールシーズン着なきゃならないかもね!他の選手たちがネクタイをしているのを目にした。僕はあれがあんまり好きじゃないんだ。なので、蝶ネクタイを着けようと思った。僕には好都合さ」

「僕がジェームズ・ボンドの真似をしてるって写真を見た。でも、そうしたのはそういう理由じゃない。監督が『試合日にはシャープな見た目に』って言ったので、そうしたんだよ!」

なお、『Dailymail』ではエンベンバはこのタキシードをイギリスのファッションブランド『Next』で一式揃えたとしている。

お値段はジャケット60ポンド(1.1万円)+トラウザー29ポンド(5,635円)+シャツ20ポンド(3,886円)+ボウタイ8ポンド(1,554円)=合計117ポンド(2.2万円)だとか。靴は別だとしてもこれだとかなりお手頃である。

ちなみに、エンベンバはコンゴ民主共和国の首都キンシャサ出身。「(母国では病院で治療を受けるための)お金を持っていなかったら、ただ死ぬことになる。だから、人々を助けるためにお金を渡している。そういうことは起こせないからね」とも語っている。

まだ21歳という若さだが、そういう社会貢献にも寄与しているようだ。

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