昨季、大きな期待とともにリヴァプール入りしたマリオ・バロテッリ。だが、すでにチームの構想外になっているとされており、この夏の退団は必至だと見られている。
そんななか、あのパオロ・ディ・カーニオがマリオ・バロテッリについて語ったと『talkSPORT』が伝えている。
Paolo Di Canio's verdict on 'celebrity' Balotelli... http://t.co/z9T8WPrU9i #LFC pic.twitter.com/CZNah2BPcI
— talkSPORT (@talkSPORT) 2015, 8月 10
破天荒でありながら、天才肌の選手として知られたディ・カーニオ。もしトップクラブを率いていた場合、バロテッリを獲得するかを問われるとこう述べたという。抜粋して紹介する。
「いいや。監督として言うが、オレからすれば、フットボールってのは、チームメイトたちとともにプレーすることと、彼らのためにプレーすることの意味を理解しなきゃならない。
いい時も悪い時も共感する必要がある。やつがそうしているようには見えないね。
今、やつは25歳になろうとしている。自分自身を変えなきゃならん。他人の助けを当てにはできない。
やつの脳には悪魔・悪霊(demons)がいる。まだ若いし、フィジカル的に強く、驚くべき生まれながらのアスリートだ。だが、自分のデカいポテンシャルをいまだかつて使った試しがない。
時にやつはフットボールについて、自分はボールをキープし、見せびらかすことができる、そしてチームメイトたちは自分のために走らなければならないと思っている。それは違う、フットボールは犠牲なんだ。フットボールはチームメイトたちと結束することだ。
やつにはデカいポテンシャルがあるし、やつが逆転できることをオレは心から願っている。だが、それはかなり難しいと思う。あまりにも多くの時間をSNSに費やしているし、セレブになるためにフットボールを利用しているように見えるからね」