『Sky』は「ローマのイタリアU-21代表DFアレッシオ・ロマニョーリは、ACミランに移籍することがほぼ決定した」と報じた。

以前から両クラブの間で交渉が行われていることは報じられていたが、今回ようやく金銭面で合意に至ったとのこと。

移籍金は2500万ユーロ+最大500万ユーロのボーナスで、ローマ側が求めていた3000万ユーロからはやや妥協されているようだ。

選手自身は既に移籍には前向きであると言われており、ミランのガッリアーニCEO、そしてローマのサバティーニGMも10日にメディカルチェックが行われることを宣言している。

アレッシオ・ロマニョーリは1995年生まれの20歳。ローマの下部組織出身で、イタリアの各年代で選抜されてきたエリートディフェンダーである。

昨季はサンプドリアに貸し出され、19歳ながらも30試合に出場するなど中心選手の一人となり、大きな注目を集めた。

ACミランは今夏のマーケットが開いた当初から彼の獲得に動いていることが報じられていたが、ローマが求める移籍金が高額であったため、なかなか交渉が進まなかった。

しかし先日ミランはタイの富豪ビー・テイチャウボル氏に株式の48%が売却されることが決まり、補強資金を獲得。ついにローマを妥協させるだけの金額を提示することが出来たようだ。

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