8月7日、『Guardian』は「2015-16シーズンのプレミアリーグで注目すべき5名の新加入選手」という記事を掲載した。

この数年、世界で最高のコンペティションという評価をほしいままにしているイングランド・プレミアリーグ。特に経済的には他の追随を許さず、中堅以下のクラブも大型補強を行えるような状況にある。

そんなリーグに今季挑戦することになった新人で注目すべき5名の選手とは?

ディミトリ・パイェット(ウェストハム)

かつてのフランス代表監督であるレイモン・ドメネクは、マルセイユを興奮させる輝きを見せた中盤のクリエイターに対して「彼はウェストハムでは十分ではない」と言った。

28歳の彼はインド洋に浮かぶレユニオン島で生まれ、今ピークを迎えつつある。昨季のリーグアンではベストプレーヤーの一人であることを証明し、多くのアシストを記録した。

1100万ポンド(およそ21.3億円)の移籍金でスラヴェン・ビリッチ監督が獲得した最初の大きな補強は、すでにプレシーズンで印象を残し、スチュワート・ダウニングの理想的な後釜以上のものになっているように見える。

ドメネクは、パイェットがアーセナルやチェルシーのようなクラブにたどり着くこと、そしておそらくウェストハムのファンが彼のプレーを楽しめるだろうと確信している。

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