8月3日、イングランド・プレミアリーグのレスター・シティは「イタリア・セリエAのアタランタからチュニジア代表DFヨアン・ベナルアヌを獲得した」と公式発表した。
契約期間については4年。移籍金については公表されていないものの、560万ポンド(およそ10.8億円)程度になったのではないかと報じられている。
BREAKING: #lcfc complete the signing of defender @YohanBenalouane from @Atalanta_BC. More follows. #WelcomeYohan pic.twitter.com/BK6jVHfET9
— Leicester City (@OfficialFOXES) 2015, 8月 3
ヨアン・ベナルアヌは1987年生まれの28歳。サンテティエンヌの下部組織出身で、若くしてフランス・リーグアンで活躍を見せたセンターバックである。
2010年にチェゼーナと契約してからはイタリアを主戦場としており、パルマ、そしてアタランタに所属。フランス生まれであるがチュニジア代表に選出された経験を持っている。
また、同日レスターは「カーンからMFエンゴロ・カンテを獲得した」と公式発表した。
BREAKING: N'Golo Kanté completes his move to #lcfc from @SMCaen_officiel. More follows... #WelcomeNGolo pic.twitter.com/4RXAMGTyAD
— Leicester City (@OfficialFOXES) 2015, 8月 3
こちらも条件としては同じく4年契約で、移籍金も560万ポンド(およそ10.8億円)であると報じられている。
エンゴロ・カンテは1991年生まれの24歳。年齢的には中堅であるが、ブローニュの下部組織に入団したのが19歳の時であり、まだプロとしてのキャリアは4年目に入ったばかりである。
しかしスピードを生かした鋭い守備から一気に攻撃に出て行くプレーに高い評価が与えられ、一時期はアーセナルが興味を示しているとも言われたボランチだ。マケレレの後継者とも呼ばれるが、どちらかと言えば攻撃への切り替えが得意なセンターハーフである。
イングランド・プレミアリーグは今週末に開幕を迎え、レスター・シティは土曜日にサンダーランドと対戦することとなる。