7月28日、『Sportmediaset』は「インテルのスイス代表FWジェルダン・シャキリは、シャルケに移籍することを拒否した」と報じた。
昨季途中にバイエルン・ミュンヘンからインテルに加入したシャキリ。レンタルから完全移籍に切り替えられたばかりであるが、今夏は退団の可能性が高いと言われていた。
大型補強を行いたいインテルはシャキリを売却することによって資金を調達したいと考えており、1400万ユーロ(およそ19.1億円)を提示したシャルケ04に放出する話が進んでいた。
ところが今回の報道によれば、シャキリ側がシャルケ04との交渉の中で賃金の額に同意せず移籍を拒否したとのことである。
ただし、一方で『Calciomercato』は「シャキリの代理人を務めているアルベル・サキリ氏は『クラブ間の問題であると話した』と報じており、情報については錯綜している。
アルベル・サキリ代理人
「今のところシャルケは唯一の選択肢だ。ジェルダンは既にそこが偉大なクラブであると話している。なぜ取り引きが停止されたか? それは私たちの問題ではない。シャルケに聞くべきだ」
停滞に至った理由はともかく、インテルはこのシャキリの売却を行った後にヴォルフスブルクのクロアチア代表FWイヴァン・ペリシッチを獲得する予定であったため、今後の補強政策に大きな影響を与えることは必至である。