長きアレックス・ファーガソン体制の終焉とともに新たな時代を切り開くべく、マンチェスター・ユナイテッドは今夏も積極的な動きを見せている。

昨季終盤にPSVアイントホーフェンからの移籍を発表したオランダ代表FWメンフィス・デパイに始まり、今月に入ってからはイタリア代表DFマッテオ・ダルミアン(トリノ)、ドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガー(バイエルン)、フランス代表MFモルガン・シュナイデルリン(サウサンプトン)。そして今週新たにアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロ(サンプドリア)を獲得した。

就任2年目のルイス・ファン・ハール監督にとってはチームをさらなる“自分色”に染めるべく行われた大型補強であり、25日にはインターナショナルチャンピオンズカップで昨季3冠のバルセロナを相手に3-1と快勝。相手がリオネル・メッシやネイマールを欠いていたとはいえ、新シーズンに向けた仕上がりの良さをアピールする上では格好のゲームとなった。

ユナイテッドのインターナショナルチャンピオンズカップは次戦が最終戦。本日29日、ユナイテッドで現役生活の晩年を送ったローラン・ブラン監督率いるパリ・サンジェルマンとアメリカ・シカゴのソルジャー・フィールドで対戦する。

さて、そんなマンチェスター・ユナイテッドのプレシーズンについて、ちょっとした“違和感”を持っている人が少なくないのではないだろうか。

先日のロメロ獲得の様子だが、気になるのは・・・。

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