『The National』は「UAE1部のアル・ナスルは、元セネガル代表FWイブラヒマ・トゥレの代わりに元ブラジル代表FWニウマールと契約しようとしている」と報じた。

ニウマールは1984年生まれの31歳。かつてはリヨン、ビジャレアルでプレーしていたことでも知られているストライカーで、2012~14年にはカタールのアル・ラーヤン、アル・ジャイシュに所属していた経験を持っている。

昨年ブラジルに帰国し古巣インテルナシオナウと契約したが、中東で実績がある選手ということで、UAEのクラブが目を付けているようだ。

かつて森本貴幸選手が所属したことでも知られるUAEの名門アル・ナスルは、昨季リーグで5位とあまり結果が残せなかった。さらに今夏は18ゴールを決めていたセネガル代表FWイブラヒマ・トゥレがプレシーズンのキャンプに参加しておらず、戦力ダウンが懸念されている。

そこでアル・ナスルは中東での実績があるニウマールをその後釜候補と位置づけ、現在交渉を行っているとのことだ。

また、クラブは既にアル・アハリからチリ代表MFルイス・ヒメネスを獲得しており、アル・ジャジーラで弾かれているブルキナファソ代表FWジョナタン・ピトロイパとも交渉していると言われている。

この2年でガルフクラブCL、ガルフカップ、プレジデンツ・カップを制してきたアル・ナスルであるが、リーグ優勝からは1986年以来30年近く遠ざかっている。久々の国内制覇に向けて大きな補強を狙っているようだ。

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