7月21日、『Mundo Deportivo』は「マンチェスター・ユナイテッドに所属している元スペイン代表GKビクトル・バルデスは、アメリカ・メジャーリーグサッカーのシアトル・サウンダースと接触している」と報じた。

昨年夏にバルセロナを退団した後、怪我の影響で予定されていたモナコへの移籍が破談となり、半年間の浪人生活を送ったビクトル・バルデス。

1月には練習参加していたマンチェスター・ユナイテッドと1年半の契約を結んだものの、今夏は米国ツアーのメンバーから外れ、チームを離れる可能性が高いと言われている。

チームを率いているルイス・ファン・ハール監督は「彼はリザーブでのプレーを拒否したので放出する」と記者会見で明言し、それをバルデス本人がSNSで反論するという泥沼状況となっているため、関係が悪化しているとも推測されている。

そして先日からはリーガ・エスパニョーラのバレンシアと交渉しているという話があったが、オーストラリア代表GKマシュー・ライアンの獲得が決定したためにその話は打ち切られており、ビクトル・バルデスの去就は宙に浮いた格好になっていた。

記事によれば現在話があるのは上記のようにアメリカのシアトル・サウンダースであるとのこと。ただし、シアトルはベッカム・ルールで獲得出来る枠の三枚がクリント・デンプシー、オスバルド・アロンソ、オバフェミ・マーティンスで埋まっているため、もし今夏獲得するということならば何かの手は打たなければならなくなる。

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