15日、スペイン1部ラス・パルマスはMFファン・カルロス・バレロンが1年間の契約延長に合意したと発表した。

“スーペル・デポル”の中心的選手の一人で、スペイン代表でも活躍したバレロン。そのパスセンスは天性のものであり、謙虚な性格から彼を慕うサッカーファンも少なくない。

そんなバレロンは2013年夏にデポルティーボを退団し、故郷のクラブであるラス・パルマスでプレーしていた。

ラス・パルマスはアフリカ北西岸に浮かぶ小さな島をホームとするクラブで、2014-15シーズンに昇格プレーオフを制し見事リーガ昇格を決めていた(そのドラマチックな経緯はこちらから)。

40歳になったバレロンだが、2014-15シーズンは昇格プレーオフを合わせリーグ戦で24試合に出場。この夏その去就が注目されていたのだが、このほど2016年まで契約を延長し、リーガの舞台に名クラックが帰ってくることが決定した。

なお、デポルティーボ退団後、バレロンがリーガで戦うのはこれが初めてのこと。デポルティーボのホーム、リアソールのお客さんたちは万雷の拍手でレジェンドを出迎えるに違いない。

ラス・パルマス対デポルティーボの試合は11月22日にラス・パルマスのホームで、4月10日にデポルティーボのホームでそれぞれ行われる。

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