2004年に稲本潤一がプレーしたことでも知られるウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン、通称WBA。

久々に1部へ復帰した2000年代はエレベータークラブであったが、2010年以降はプレミアリーグ残留を続けており、12月にアラン・アーヴァインからトニー・ピューリスへの監督交代があった昨季も13位でしっかりとこれを継続している。

West Bromwich Albion 2015-16 adidas Home

そのWBAの2015-16シーズンに向けた新ユニフォーム。ホームは白と紺(濃い青)のストライプ柄という伝統的なデザインだが、これには一つ裏がある。

WBAは昨季、白に紺のピンストライプ柄をホームとして採用。ところが、これまで以上に白が目立つデザインはリークの段階からサポーターの論議を呼び、結局クラブは正式発表の際「2015-16シーズンはより伝統的な紺と白のストライプのユニフォームに戻ります」というリリースを出した。

そのため、今回の新ユニフォームでは「いかにもWBA」という定番のデザインが採用されたのだった(2014-15ホームもデザインは決して悪くなかったのだが)。

カーディフ・シティのチームカラー変更ほどではないが、やはり多くのサポーターが自身の持つクラブのイメージを大事にしていることがうかがえる出来事であった。

新ユニフォームのPV。どういった状況で今回のデザインになったのか、ユニークな形で表現されている。

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