7月2日、フランス・リーグアンのマルセイユは「モナコからアルゼンチン人FWルーカス・オカンポスを完全移籍で獲得した」と公式発表した。

契約期間は2020年6月末までの5年間。移籍金については公表されていない。

ルーカス・オカンポスは1994年生まれの20歳。アルゼンチンU-17代表では主力として活躍し、日本代表とも対戦したことがある長身のアタッカーである。

体格に恵まれていながらも勢いあるドリブル突破を持ち、得点力も高い。モナコには2012年に加入してヤニック・フェレイラ=カラスコとともにウイングとして活躍してきたが、今年1月にマルセイユへ貸し出されていた。

また、マルセイユは同時にマンチェスター・シティからオランダ代表DFカリム・レキクを獲得したと正式に発表した。

カリム・レキクはフェイエノールトの下部組織出身であるが2011年にマンチェスター・シティへと移籍し、その後ポーツマス、ブラックバーン、PSVアイントホーフェンへとレンタルされていた。

昨季はオランダリーグで活躍したことで代表にも招集されており、20歳と年齢が若いこともあって大きな期待を寄せられているセンターバックである。

マルセイユはアンドレ・アユー、アンドレ=ピエール・ジニャック、ジャンネッリ・インブラ、ジェレミ・モレルと主力をどんどん放出するなどしてサポーターの反発を招いているが、その一方でジョルジュ=ケヴィン・エンクドゥ、ヨアン・プレに続いて早くも4人目の補強を行った。

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