あまりに劇的な幕切れとなった女子ワールドカップ2015の準決勝、日本対イングランド戦。
サッカーの恐ろしさ、延いてはサッカーの魅力を凝縮させたような90分間だった。
ENGLAND ARE KNOCKED OUT OF #FIFAWWC
An own goal by Laura Bassett in stoppage time http://t.co/frWoDtC5bY #Lionesses pic.twitter.com/au8uD0tInQ
— BBC Sport (@BBCSport) 2015, 7月 2
Possibly the cruellest way to go out of a World Cup. #Eng players consoling Laura Bassett: http://t.co/7atjOudhOs pic.twitter.com/ETwQCcsjVV
— Match of the Day (@BBCMOTD) 2015, 7月 2
1-1のまま延長戦に突入するかに思われたこの試合では、後半アディショナルタイムにイングランドのローラ・バセットがオウンゴールを献上。結局これが決勝点になり、イングランドは試合を優位に進めながらも準決勝での敗退となった。
日本でも注目度の高かったこの試合だが、当然イングランドでも盛り上がりを見せていた。
史上初の準決勝進出にメディアは連日ニュースを伝えていたのだが、大本営であるイングランドサッカー協会(FA)も非常にユーモアあるものを投稿していた。
England head coach @Mark_Sampson urges bosses to let staff Lie-In for the #Lionesses on Thurs http://t.co/I2SrEv4fJc pic.twitter.com/NHJUrZG9vG
— England (@england) 2015, 7月 1
こちらはイングランド代表チームの公式Twitterアカウントが掲載したもの。
アタマに"To whom it may concern"、「関係各社様」という形式的な見出しが書かれており、何やら書類のようである。
実はこれ、FAが発行した「遅刻許可書」であるのだ。
史上初めてワールドカップの準決勝に進んだイングランド。歴史的一戦となった日本戦は現地時間午前0時にキックオフとなった。
試合は深夜に行われたわけだが、FAはより多くの人にこの試合を観戦してもらおうと翌日会社などで使えるような書類を作成してしまったわけだ。