6月29日、『L'Equipe』は「マルセイユのフランスU-21代表MFジャンネッリ・インブラは、FCポルトへの移籍が間近となった」と報じた。
既に契約交渉は合意に至っていると見られており、移籍金は2500万ユーロ(およそ34億5000万円)。これはFCポルトの歴史上最高額になるとのことで、保有権の50%は投資ファンドに渡るという。
ジャンネッリ・インブラは1992年生まれの22歳。コンゴ民主共和国にルーツを持っているフランス生まれのボランチで、豊かなスピードとフィジカル、左足からのキックを武器にしている選手である。
2013年にギャンガンで2部最優秀選手賞を獲得し、マルセイユへステップアップ。初年度からレギュラーとして起用され、今季はマルセロ・ビエルサ監督の下で絶対的なアンカーを務めた。
彼に対してはインテルが最接近していると言われており、既に合意間近になっていたと報じられた。しかし、日曜日の夜にインブラ自身がポルトへの移籍を決断し、それを代理人に伝えたという。
マルセイユはこれでジニャック、アンドレ・アユー、ジェレミ・モレル、ロド・ファンニ、ディミトリ・パイェットに続いて6人目の主力放出となるが、これによって得られる資金でカリム・レキク(マンチェスター・シティ)、エンゴロ・カンテ(カーン)を獲得するとのこと。