6月26日、イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは「マルセイユからフランス代表MFディミトリ・パイェットを獲得した」と公式発表した。
契約期間は2020年6月30日までの5年間で、一年延長のオプションが付随している。
移籍金については非公開であるが、当初の予想どおり1500万ユーロ(およそ20億7000万円)となったようだ。
ディミトリ・パイェットは1987年生まれの28歳。太平洋に浮かぶ小島レユニオンの出身であるが、1999年にル・アーヴルのスカウトを受けてフランスに渡った経験を持つMFである。
その後一度レユニオンに戻ったものの、2005年にナントとアマチュア契約を結んでフランスに戻り、リザーブチームで活躍。
年末にはトップチームに昇格を果たし、「ルーマニアの怪童」ケシェルとともに大きな話題を集めた。
その後サンテティエンヌ、リールで活躍を見せ、2013年にマルセイユに加入。2年連続で36試合に出場し、コンスタントにゴールも決めるなど、フランスリーグ屈指の指令塔として知られている。