6月26日、イングランド2部・フットボールリーグチャンピオンシップのハダーズフィールド・タウンは「オーストラリア代表DFジェイソン・デイヴィッドソンを獲得した」と公式発表した。
契約期間は3年。前所属のWBAとは5月に契約が解除されており、移籍金は発生していない。
ジェイソン・アラン・デイヴィッドソンは1991年生まれの23歳。日本人の祖母を持っており、高校時代は成立学園に留学していたことで知られているオーストラリア代表左サイドバックである。
昨年夏のワールドカップに出場し、1月に行われたアジアカップではベイッチとの併用という形ではあったが、ゴールも決めて優勝に貢献している。
しかし、昨年夏に加入したWBAではシーズンでわずか2試合しか出場できない状況になっており、5月24日に契約の終了が発表されていた。
ハダーズフィールド・タウンは1920~50年代には1部リーグに定着していた古豪として知られるが、72年を最後にトップディヴィジョンからは遠ざかっており、今季は2部で16位と苦しい戦いになっていた。