スウェーデンの次世代を担うエースとして期待が懸かるヨン・グイデッティ。
現在はU-21欧州選手権に参戦中の23歳のストライカーにまつわる興味深い話を地元スウェーデンの『Café』が伝えていた。
Nu ska jag berätta någonting konstigt om John Guidetti. http://t.co/MNv9xpbHa0 pic.twitter.com/zynCc6z52W
— Andrev Walden (@AndrevWalden) 2015, 6月 24
なんでも記者が友人から聞いた話だという。2週間ほど前、ストックホルム在住のこの友人は8歳になる息子と帰宅する途中にグイデッティと遭遇(グイデッティはストックホルム出身、時折彼の両親の家の前にグイデッティのスーパーカーが駐車されているとか)。
8歳になる少年は大のサッカー好きだそうで、すぐにグイデッティに気付くと彼のもとに走り寄って、少し一緒にサッカーをして欲しいとお願いしたという。
これに対しグイデッティは、ちょっと急いでいるんだと返答。彼は家でUEFAチャンピオンズリーグ決勝を見る予定だったのだ。そして、こう言って急ぎ足で立ち去ってしまったという。
「決勝の後、きみがもし起きていれば(一緒にサッカーが)できるよ」
少年はこれは一種の約束だと理解し、決勝戦の間に眠りに落ちないように決心したそう。試合後半になると睡魔に襲われた少年は、寝ないために立っていたんだとか。そして、現地23時30分に試合終了を告げるホイッスルが鳴ると、少年はすぐさま家を飛び出したという。
(約束した?)サッカー場には、グイデッティが待っていて、2人は真夜中に一緒にサッカーをしたんだとか。
少年との約束をちゃんと守ったというグイデッティ。どこかやんちゃなイメージのある選手だが、男気にあふれた熱い男なのかもしれない。