レアル・マドリーの新監督に就任したラファ・ベニテス。
この夏、どんな選手を補強しまた放出するのか注目が集まっている。
Benítez concedió a http://t.co/WVh5NPJIcs su primera entrevista como entrenador del Madrid http://t.co/NCQnWjtk24 pic.twitter.com/9zymlJBglC
— Real Madrid C. F. (@realmadrid) 2015, 6月 5
そんなベニテス監督の補強の歴史について伝えているのが、スペイン『MARCA』である。記事によれば、ベニテス監督は2001年にバレンシアを指揮して以降、これまで13シーズンで計107人の選手を獲得してきたようだ。
バレンシアでリーガを2度制覇した後、ベニテスはリヴァプールへと移った。リヴァプールではリーグ優勝こそ届かなかったが、UEFAチャンピオンズリーグやFAカップなどのタイトルを手にし、その後はインテル、チェルシー、ナポリを歴任。
これらの中で最も補強に成功したのはリヴァプール時代だと同紙は紹介している。
この時ベニテス監督は2004年にレアル・ソシエダからシャビ・アロンソを1500万ユーロ(現在のレートでおよそ20億9700万円)で、2007年にアトレティコ・マドリーからフェルナンド・トーレスを3600万ユーロで獲得(現在のレートでおよそ50億3000万円)。
その後、両選手はそれぞれ他クラブへと移籍しているが、いずれも獲得時の倍近い金額で売却することに成功している(他にもディルク・カイトやペペ・レイナ、ハビエル・マスケラーノ、アルバロ・アルベロアなどを獲得)。
2001年夏以降のこの14年間、ベニテス氏は2011-12シーズンを除きいずれかのチームを率いていた。
つまり、直近13シーズンで107選手を補強したことになり、これを1シーズンに換算するとおよそ8.2人。レアル・マドリーはすでにポルトDFダニーロの獲得を発表しているが、本格的な補強策はこれからなのかもしれない。
ベニテス監督が2001年以降に獲得した選手の一覧は以下のリンクから。