6月10日、『L'Equipe』は「モナコのレオナルド・ジャルディン監督は、7名の選手以外は経済的理由によって退団する可能性があると話した」と報じた。
2年前にラダメル・ファルカオ、ハメス・ロドリゲス、そしてジョアン・モウティーニョを獲得し、大きな資金力をアピールしたモナコ。
その基盤となっていたのはロシアの富豪ドミトリー・リボロフレフ氏であったが、近年の同国の経済危機、そして離婚に際して発生した48億ドルとも言われている世界最高額の慰謝料などの影響を受け、クラブへの投資が減少していると言われている。
監督を務めているレオナルド・ジャルディン監督は「5,6名の選手を失う可能性がある」と認め、経済的な状況に変化があることを示唆。チームを支える存在になっているポルトガル代表MFジョアン・モウティーニョすらもチームを離れることが出来ると話した。
レオナルド・ジャルディン
(モナコ監督)
「私は何が起こる可能性があるか理解している。
ベルナルド・シウヴァ、アントニ・マルシャル、ナビル・ディラール、ダニイェル・スバシッチ、アンドレア・ラッジ、ウワ・エチェジレ、ジェレミ・トゥラランはチームに残る。
しかし、その他の全ての選手は経済的な理由によってチームを離れる可能性がある。我々は5、6名の選手を失うかもしれない。現在のプロジェクトでは、モナコは3、4名の選手を売るべきとなっている」