世界が注目した一戦、UEFAチャンピオンズリーグ決勝ユヴェントス対バルセロナ戦。

バルセロナに先制点をもたらしたのは、今シーズンからチームに加入したイヴァン・ラキティッチだった。

バルセロナにリズムをもたらしたこのゴール。開始4分でのゴールはCL決勝史上3番目に早い記録となった。

ゴール動画を見てみるとリオネル・メッシのサイドチェンジが効いたように見えるのだが、このゴールをよりマクロな目線で見てみると興味深いことが判明した。

『Opta』によれば、このゴールが生まれるまでには9人のフィールドプレーヤーが関わっていたのだという。

こちらがその一部始終だ。

このゴールのそもそものスタートはジョルディ・アルバのスローイン。そこから最終ラインと中盤でパス回しを繰り返しながら相手の隙を探り、メッシのサイドチェンジを起点にゴールが生まれている。

スローインからパスが生まれるまでに要したパス数は16本。フィールドプレーヤー9人が有機的に絡んだことでこじあけたゴールだった。

ちなみに、このゴールが生まれるまで唯一ボールに触らなかったのはルイス・スアレスだった。

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