6月6日、『Marca』は「レアル・マドリーに所属しているペルー代表MFクリスティアン・ベナベンテは、イングランド・プレミアリーグのWBAに移籍する可能性が高い」と報じた。

既にレアル・マドリー側とWBAの間では合意に至っており、移籍金の額は500万ユーロ(およそ7億円)となっているとのこと。

クリスティアン・ベナベンテは1994年生まれの21歳。スペインの生まれであるが、母親がペルー出身の元バレーボール選手であり、そちらの国籍を選択。U-17のカテゴリから既に選抜されており、フル代表でも8試合に出場している。

髪型から「ペルーのロナウジーニョ」とも呼ばれるアタッカーで、開幕が近づくコパ・アメリカの予備登録メンバー30名にも入っていた。惜しくも23人には残れなかったものの、非常に期待されている選手である。

まだトップチームでのチャンスは与えられていないものの、フベニールAでは得点王の経験があり、今季はリザーブに当たるカスティージャで27試合に出場、3ゴールを奪取している。

レアル・マドリーは彼の放出に関して「将来的に買い戻すことが出来る」という条項を加えた上で認めており、WBAは今週中にも交渉を完了させる予定であるとのことだ。

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