5月31日、『L'Equipe』は「フランス・リーグアンのリヨンは、マルセイユのDFジェレミ・モレル、モンペリエのフランスU-21代表MFモルガン・サンソンの獲得に動いている」と報じた。
ジェレミ・モレルは1987年生まれの31歳。ロリアンの下部組織で育成されたストライカーであったが、後に左サイドバックにコンバートされ、ディフェンダーとして成長したことで知られている。身長には恵まれていないものの、豊かなフィジカルと走力、運動量を備えており、闘争心にも優れている。
今季のマルセイユではマルセロ・ビエルサ監督の下でセンターバックにコンバートされ、3バックだけでなく4バックでも中央を務めた。しかし慣れないポジショニングで失点を招いたことも多く、高い評価を得られなかった。
既に彼は今季で満了となるマルセイユとの契約延長は拒否しており、リヨンと3年の契約を結ぶことに合意しているという。
モルガン・サンソンは1994年生まれの20歳。名門ル・マンの下部組織出身だが、クラブが経営難に陥ったこともあって2013年にモンペリエへ移籍。
19歳での初のリーグアンであったが、ボランチやサイド、トップ下など様々なところでプレーし、高いテクニックを見せつけて評価を高めたプレイメイカーである。
リヨンは今季限りでフランス代表MFヨアン・グルキュフが退団することがほぼ確定しており、その後釜としてサンソンの獲得が検討されているようだ。