バルセロナがフルミネンセの若手MF、ジェルソンの獲得に近づいているようだ。
ブラジルの『UOL Esporte』が報じるところによれば、バルセロナはジェルソンの2016年1月からの加入を望んでおり、300万ユーロ(およそ4億円)を先に支払うことで移籍の内定を取り付けようと考えているという。
なお、移籍金としてはバルセロナは2000万ユーロ(およそ27億円)を支払うつもりであり、300万ユーロはその一部であるようだ。しかし、フルミネンセ側は3000万ユーロ(およそ40億円)を求めており、少し開きがある。
バルセロナが優先獲得のオプションを求めた背景にはユヴェントスなどが興味を示していることがあげられる。バルセロナは補強禁止処分中であり、夏の移籍ウィンドウで選手を獲得したとしても、2016年の1月まで登録することができない状況にある。ライバルクラブの動きを警戒しているといえるだろう。