5月25日、『ABC』など各メディアは「メルボルン・ヴィクトリーのオーストラリア代表MFマーク・ミリガンは、今夏UAEへ移籍する可能性が高い」と報じた。
2010年から1シーズン半ジェフ千葉でプレーしたことで知られるマーク・ミリガンは、その後移籍したメルボルン・ヴィクトリーでキャプテンに就任し、今季は悲願であったAリーグ完全制覇を成し遂げた。さらにグランド・ファイナルでは最優秀選手賞に輝き、キャリアハイともいえる結果を手にしている。
彼は昨年夏にUAEプロリーグのバニ・ヤスやイングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスやQPRからオファーを受けていると報じられていたが、それを拒否してメルボルンに残留していた。
しかし大きな目標を達成したことで気持ちが移籍に傾いており、現在UAEのクラブとの交渉を進めているという。契約期間は2年で、年俸総額は数百万ドルクラスの条件になるとのことだ。違約金も100万ドル(およそ1億2000万円)になる見込み。
クラブ名については明かされていないものの、恐らく昨年も興味を示していたバニ・ヤスではないかと推測されている。