5月24日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーは「コートジボワール代表FWディディエ・ドログバは、今日の試合が最後となると話した」と公式発表した。

2004年にマルセイユから加入したディディエ・ドログバ。ストライカーとしての高い能力だけでなく、守備への貢献、そして難しい試合でこそ発揮する勝負強さなどでチームの躍進を支えてきた選手である。

一度中国、トルコへと離れたものの、恩師ジョゼ・モウリーニョの呼びかけに応えてチェルシーに復帰。今季はスーパーサブ的な役割であったが、往年の輝きを垣間見せ、優勝に貢献した。

チェルシーはドログバに選手ではない役割を与える方針であったものの、ドログバは今後もプレーを続けたいという希望を持っており、それを固辞。今シーズンを最後にチームを離れることを発表した。

ディディエ・ドログバ

「僕は少なくとももう1シーズンプレーしたい。より多くプレーするためには、他のクラブに行く必要があると感じている。

全てのファンが僕のチェルシーに対する愛情を知っている。そして、いつか違う役割でここに帰ってこられることを僕は願っている」

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