タイ代表MFチャナティプ・ソングラシン(21歳)は最近、サッカーサイト「FourFourTwo」のインタビューの中で自身の夢を語り、「いつの日かバルセロナのユニフォームに袖を通して、メッシやネイマール、スアレスといった世界的スターとプレーしてみたい」と話した。
チャナティプ・ソングラシンは、東南アジアのサッカーファンなら既に知らぬ者はいない程のスター。
2013年の東南アジア競技大会(SEA Games)でU-23タイ代表として出場し、金メダルを獲得。タイ代表の一員として出場した2014年のAFFスズキカップでは、大会MVPとなる活躍でチームを12年ぶりの優勝に導いている。
158cmと非常に小柄だが、高い技術を持つアタッカーで、ファンやサポーターからは“タイのメッシ”とも呼ばれている。現在は、タイ・プレミアリーグのBECテロ・サーサナFCに所属しており、同クラブとの契約が2018年まで残っているが、将来的にはヨーロッパに挑戦したい気持ちがあることを明らかにした。
同選手は、「いつかバルセロナに入団するのが夢。誰もが僕みたいな体の小さな選手がヨーロッパで通用するわけがないと思っていて、Jリーグのほうが相応しいと思っているけど、もしチャンスがあれば自分の力をヨーロッパで試してみたい。香川真司の場合を見てほしい。彼だって小柄だけど、ドルトムントで重要な役割を担っている」と述べた。
ファンやサポーターの間で定着している“タイのメッシ”という異名については、「メッシのような素晴らしいプレーヤーと比較されるのは光栄なこと。だけど、いつか若い選手たちが“第2のチャナティプ”と呼ばれる日が来たら、そっちの方が嬉しいね。」と語った。
(C) bongda, チャナティプ・ソングラシン