5月20日、『L'Equipe』は「八百長事件に関連したことで3部降格の処分を受けていたニーム・オリンピックは、フランスサッカー連盟の決定によって2部残留が決定した」と報じた。
昨年11月に大きな話題となったフランスの八百長事件。2013-14シーズンの第28節、カーン対ニームの試合において、ニーム側からワインが送られていることが明らかになったことから、9名の容疑者が逮捕される騒ぎとなった。
主導的役割を担っていたとされるニーム(買収を行った会長などは既に退任している)はリーグ規律委員会から3部降格処分を受け、今季の結果に関わらず2部から追放されることが決定されていた。
しかし、17日に行われたフランスサッカー連盟の執行委員会でこれらの処分について議論された結果、来季のスタートで勝ち点を8マイナスさせるという形に変更することが決定されたとのことである。
今季のリーグ・ドゥ(2部)は残り1試合となっており、シャトールー、アルル=アヴィニョンの2チームの降格が既に決定。残りの1チームはヴァランシエンヌ、アジャクシオ、オルレアンのいずれかとなる。