5月19日、ブラジル全国選手権のグレミオは「ルイス・フェリペ・スコラーリ監督がチームを離れることが決定した」と公式発表した。
昨年行われたワールドカップでブラジル代表チームを率いたルイス・フェリペ・スコラーリ監督、通称”フェリポン”は、大会後にグレミオの指揮官に就任。昨年は全国選手権7位という結果を残した。
リオグランデ・ド・スル州リーグではインテルナシオナウの後塵を拝して2位に終わり、そして5月10日から始まった全国選手権ではポンチ・プレッタに引き分け、コリチーバに敗北。5月に入ってからの公式戦4試合では1勝1分け2敗となっていた。
内容としては辞任となっているが、クラブからの圧力がかかっていることは報じられており、事実上は成績不振による解任である。
なお、フェリポンには中国のリーグから誘いが来ているという話もあり、今後の去就が注目される。