5月19日、『Sky』は「サッスオーロのCEOを務めているジョヴァンニ・カルネヴァリ氏は、ユヴェントスがイタリア代表FWシモーネ・ザーザの買い戻しを行う意向を示していると話した」と報じた。

シモーネ・ザーザは1991年生まれの23歳。アタランタの下部組織出身で、2010年にサンプドリアへと移籍。ユーヴェ・スタビア、ヴィアレッジョ、アスコリと貸し出されて活躍を見せ、2013年にユヴェントスとサッスオーロが共同で保有権を買い取っている。

アクロバティックなシュートを得意としているストライカーとして知られ、昨年はイタリア代表にもデビュー。生やしている豪快なヒゲに似合わず若いこともあり、多くの注目を集める存在となっていた。


サッスオーロは昨年750万ユーロ(およそ10億円)を支払ってザーザを買い取っているのだが、これには買い戻し条項が付随しており、ユヴェントスが1500万ユーロ(およそ20億円)を支払えば保有権を取り戻すことが出来る。

ユヴェントスはその条項を行使する意向を示しており、サッスオーロは既にその代役となる選手を探している段階にあるとのことだ。

ジョヴァンニ・カルネヴァリ
(サッスオーロCEO)

「ユヴェントスは彼を獲得したいようだ。我々は可能な代替案を探している。

(ドメニコ・ベラルディについては?)

彼については、必ずしもチームを離れるというわけではないね。残るかもしれない」

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