5月19日、『Forzaroma』など各メディアは「イタリアU-21代表監督を務めているルイージ・ディ・ビアージョ氏は、アカデミーに外国人が多すぎて選択が難しいと話した」と報じた。
現在2016年のリオデジャネイロ五輪に向けて強化を進めているイタリアU-21代表。6月17日に開幕するUEFA U-21選手権ではグループBでイングランド、ポルトガル、スウェーデンとの激しい戦いに望む。
監督を務めているルイージ・ディ・ビアージョ氏はコヴェルチャーノのセミナーで講演を行い、フル代表のコンテ監督も含めて外国人増加による影響を受けていると話した。
ルイージ・ディ・ビアージョ
(イタリアU-21代表監督)
「UEFA U-21選手権は重要な大会だ。五輪への出場権を獲るためにもトップ4に入りたい。
今日では、以前と比較してオリンピックへの意識が高まっている。私が各クラブを訪れて会った多くのものたちが、それは夢だと話していた。
(選手の選択については?)
過去二年間で私が苦しんだのは前線の選択だ。ディフェンスについてはより良い状況にある。ダヴィデ・ザッパコスタ、マッテオ・ビアンケッティ、クリスティアン・ビラーギ、ダニエレ・ルガーニ……彼らはこのグループの守備で高い品質を示している。
しかし、FWはベロッティとトロッタだけだ。残念ながら、我々のユース年代のアカデミーに膨大な数の外国人がいることでツケを払わされている。
私もコンテもしばしば経験することだが――結局誰もイタリア人が出なかった試合を視察して、いったい私は何をしに行ったんだと自問するわけだ。
だが、我々はそれを受け入れなければならない状況だ。利用できる材料で働かなければならない」