チェルシーのMF、ベルトラン・トラオレは来季以降の去就が不透明な状況にあるようだ。
シーズンローンでフィテッセに加入中のトラオレ。29試合に出場して13ゴールと大きな結果を残したものの、今シーズン限りでローン契約は満了する。チェルシーに戻るのか、来シーズンもローンで”武者修行”に出るのか不透明な状況のようだ。
ブルキナファソ代表として兄のアランと共に活躍するトラオレはオセールユースの出身で、2011年にチェルシー・アカデミーのトライアルを受けたものの落選。
2012年アフリカネイションズカップには大会最年少の選手として話題になり、その際はチェルシーユース所属と報じられたものの、当のクラブ側が「彼は練習参加しただけ」と否定したことでもまた話題を集めた。その後2013年の10月に正式に入団し、今季はフィテッセに貸し出されて修行を行っていた。
ベルトラン・トラオレ
(フィテッセ所属、ブルキナファソ代表)
「チェルシーのプランがどうなってるのか自分は知らない。様子を見てみよう」
なお、トラオレはEUのパスポートを保有していないため、英国でワークパーミットが降りない可能性が高く、その場合はローン移籍先を探すこととなりそうだ。