チャンピオンズリーグの準決勝でバルセロナに破れ、様々な問題が噴出しているバイエルンだが、既に夏の移籍ウィンドウに向けて動き出したようだ。
『Gazzetta dello Sport』によれば、バイエルンはアトレティコ・マドリーのアタッカー、アントワーヌ・グリーズマンの獲得に乗り出しているという。グリーズマンは昨年の夏にレアル・ソシエダからアトレティコ・マドリーに加入したばかり。
グリーズマンについてはプレミアリーグ王者のチェルシーも興味を示していると言われてきた。契約には4300万ポンド(およそ81億円)の契約解除条項が存在しているとのことで、この金額を支払えばすぐにでも獲得が可能になる。
もちろん、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督もグリーズマンを手放すつもりはない。クラブにはクロアチア代表FW、マリオ・マンジュキッチとスペイン代表FWフェルナンド・トーレスが在籍しているが、今季35試合で22ゴールを奪っているグリーズマンは紛れも無くクラブのエース。グリーズマンの待遇を改善し、契約解除金を1億ポンド(およそ188億円)に引き上げることを考えているとも伝えられている。