いまやレアル・マドリーにおいてキャプテンを任されることもあるセルヒオ・ラモス。頼りになる29歳のディフェンスリーダーはチームの顔のひとりと言える。
La gran victoria que hoy parece fácil fue el resultado de pequeñas victorias que pasaron desapercibidas. Paulo Coelho pic.twitter.com/nFHl6EZT9y
— Sergio Ramos (@SergioRamos) 2014, 12月 22
そのラモスがマドリーに加わったのは2005年夏。それ以前に所属していたのは出身地でもあるセビージャであることは今更言うまでもない。
セビージャで彗星の如く頭角を現したラモス。2004年2月にトップチームにデビューすると、翌2004-05シーズンは31試合に出場するなど一気に飛躍した。
そして、そのシーズンに当時19歳だったラモスがレアル・マドリー相手に凄いゴールを決めていたことをご存知だろうか。今からちょうど10年前の2005年5月14日(現地時間とは1日ずれ)にサンチェス・ピスファンで行われた試合でブチ込んだ一撃がこれ。
レナトがちょんと出したボールを思い切り蹴りつけたラモス。無回転で放たれたボールは一度浮き上がってからスッと落ちてあっと言う間にゴールへ突き刺さった。まさに度肝を抜くスーペルゴラッソ!
ちらっと映った仏頂面はこの時スタンドにいたレアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長である。この年の8月、ラモスは2700万ユーロ(現レートで約36.5億円)もの移籍金でレアル・マドリーへと移籍することになる。
ちなみに、19歳のラモス青年が当時語っていた好きなタイプは「サンドラ・ブロック」であった。