5月13日、オーストラリア・Aリーグのメルボルン・シティは「元アイルランド代表FWダミアン・ダフ、元オランダ代表DFケウ・ヤリーンスなど5名との契約を延長しないことを決定した」と公式発表した。
今回チームから放出されることが決まったのは上記のダミアン・ダフ、ケウ・ヤリーンスの他、元オランダB代表DFロブ・ウィーラールト、Aリーグ屈指のレフトウイングとして知られるFWイアン・ラムゼイ、元オーストラリアU-23代表FWメイト・ドゥガンジッチの5名。
実績がある選手ばかりであるだけに、大きな怪我を抱えたダフと36歳になったヤリーンスを除けば、他のクラブが興味を示すことは間違いないと思われる。
昨年夏に元スペイン代表FWダビド・ビジャと共に大物という期待を受けてメルボルン・シティに入団したダミアン・ダフであったが、活躍を見せながらも2月のウェリントン戦でふくらはぎの筋断裂、足首靱帯損傷という大きな怪我を負って選手登録を抹消された。
彼は既にアイルランドに帰っていると報じられており、地元で新しい仕事を探すことを以前の『RTE』の取材で明らかにしている。
2006年ワールドカップにも出場したことで知られるケウ・ヤリーンスは、ニューカッスル・ジェッツの騒動の余波を受けて退団し、2月にメルボルン・シティと短期契約を結んでいた。わずか3ヶ月で10試合に出場するなど主力としてプレーしたものの、今季限りでチームを離れることが決まった。