今季のチャンピオンズリーグファイナル進出を掴み取ったのはバルセロナとユヴェントスだった。来月6日にベルリンのオリンピアシュタディオンで行われる決勝戦が今から楽しみである。

さて、その決勝戦を前にスペインの『SPORT』が興味深い話を伝えていた。

なんでも、もしバルセロナが5度目となる欧州制覇を成し遂げた場合、アーセナルに380万ユーロ(約5.1億円)を支払わなければならなくなるという。その理由は今季移籍したベルギー人DF、トーマス・ヴェルマーレンに関連するものだそう。なんでも、移籍する際にもしバルサがCLで優勝した場合にはこの額を支払うという条項が付帯されていたんだそう。

怪我に苦しみ、まだバルサでは公式戦出場のないヴェルマーレン。その移籍金は1000万ユーロ(約13.5億円)で、パフォーマンスに関連したボーナスが(最大で?)500万ユーロ(約6.8億円)、そして、欧州カップ戦で優勝した場合はさらに380万ユーロ(約5.1億円)を支払うことになるという。

これまでカンテラの若手たちをアーセナルなどにただ同然で引き抜かれてきたバルサだけあって、今回の話題については逆に金を払うのか…という論調で伝える海外メディアもあるようだ。

なお、バルサは今季残り4試合(リーガ2、コパ1、CL1)。ヴェルマーレンはすでにベンチ入りできるまでに回復しており、余裕ができれば今季中にバルサデビューとなるかもしれない。

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