11日、ホームでスウォンジーと対戦したアーセナル。終了間際、バフェタンビ・ゴミスにゴールを許し0-1と敗れた。

アーセナルは得意のパスワークで、終始スウォンジーの守備陣を翻弄していた。90分を通して68%の支配率を誇り計23本ものシュートを放ったものの、古巣対戦となったGKウカシュ・ファビアニスキが好セーブを連発し、ゴミスの一発に沈んだ格好である。

これで今シーズン、スウォンジーに対して2戦2敗となったアーセナル。“ダブル”を喫したのはこれがシーズンを通して初めてである。

さて、そんなスウォンジー戦ではアーセナルにとって珍しい事態が起きていたようだ。この日の先発メンバーを見てみよう。

こちらがこの日のスターティングイレブン。

最近ではすっかりお馴染みとなった11人なのだが、『beIN SPORTS』や『Opta』によればアーセナルがリーグ戦において5試合連続で同じ先発メンバーを起用したのは21年ぶりのことであるという。

アーセナルが最後に5試合連続でスタメンを固定していたのは、1994年1月のこと。当時はスコットランド人のジョージ・グラハムがチームを率いていた。当時の先発メンバーは以下の通りである。

GK:シーマン
DF:アダムス、ボールド、ディクソン、ウィンターバーン
MF:ヒラー、イェンセン、マクゴールドリック、パーラー
FW:キャンベル、ライト

1993年12月27日のスウィンドン・タウン戦から翌年1月22日のオールダム・アスレティック戦にかけて先発メンバーを固定したアーセナル。この時は6試合連続で同じメンバーが名を連ねていた。

1996年9月にアーセナルの監督に就任したアーセン・ヴェンゲル監督にとって、これは初の事態となった。

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