11日、ホームでスウォンジーと対戦したアーセナル。終了間際、バフェタンビ・ゴミスにゴールを許し0-1と敗れた。
FULL-TIME Arsenal 0-1 Swansea. Bafetimbi Gomis’ late header snatches all three points for the Swans #ARSSWA pic.twitter.com/hpueLS48nS
— Premier League (@premierleague) 2015, 5月 11
アーセナルは得意のパスワークで、終始スウォンジーの守備陣を翻弄していた。90分を通して68%の支配率を誇り計23本ものシュートを放ったものの、古巣対戦となったGKウカシュ・ファビアニスキが好セーブを連発し、ゴミスの一発に沈んだ格好である。
これで今シーズン、スウォンジーに対して2戦2敗となったアーセナル。“ダブル”を喫したのはこれがシーズンを通して初めてである。
さて、そんなスウォンジー戦ではアーセナルにとって珍しい事態が起きていたようだ。この日の先発メンバーを見てみよう。
#Arsenal are unchanged for the 5th game in a row. The last time they did that was back in 1994. #BPL pic.twitter.com/eONQs0HRuT
— beIN SPORTS (@beINSPORTS) 2015, 5月 11
こちらがこの日のスターティングイレブン。
最近ではすっかりお馴染みとなった11人なのだが、『beIN SPORTS』や『Opta』によればアーセナルがリーグ戦において5試合連続で同じ先発メンバーを起用したのは21年ぶりのことであるという。
アーセナルが最後に5試合連続でスタメンを固定していたのは、1994年1月のこと。当時はスコットランド人のジョージ・グラハムがチームを率いていた。当時の先発メンバーは以下の通りである。
GK:シーマン
DF:アダムス、ボールド、ディクソン、ウィンターバーン
MF:ヒラー、イェンセン、マクゴールドリック、パーラー
FW:キャンベル、ライト
1993年12月27日のスウィンドン・タウン戦から翌年1月22日のオールダム・アスレティック戦にかけて先発メンバーを固定したアーセナル。この時は6試合連続で同じメンバーが名を連ねていた。
1996年9月にアーセナルの監督に就任したアーセン・ヴェンゲル監督にとって、これは初の事態となった。