7日、UEFAヨーロッパリーグの準決勝1stレグが各地で行われ、セビージャはホームにフィオレンティーナを迎えた。

ELではホーム8連勝中のセビージャ対アウェイで12戦無敗のフィオレンティーナという構図になった今回の試合。先制点をあげたのはセビージャだった。

17分、左サイドで複数人が絡み崩すとこの日右サイドバックに入っていたアレイクス・ビダルがオーバーラップしミドルシュートを放ち先制ゴールをゲット。アレイクス・ビダルは自慢の攻撃参加から52分にも追加点を挙げ、75分にはカルロス・バッカと交代で出場したケヴィン・ガメイロがゴール前で合わせ追加点をあげる。

試合はこのまま終了し、セビージャが難敵との大一番に3-0と勝利。試合は翌週2ndレグが行われるが、2度目となるEL連覇に向け大きなアドバンテージを得た格好だ。

さて、この試合が行われたエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンでは試合前から熱気に包まれ、サポーターたちは特別な雰囲気を演出していた。

ファンの思いに選手たちは結果で応えた形なのだが、今シーズンのセビージャのホームゲームの通算成績がなかなかすごいことになっている。

【リーガ・エスパニョーラ】

18戦12勝5分1敗

【コパ・デル・レイ】

3戦3勝0分0敗

【UEFAヨーロッパリーグ】

7戦7勝0分0敗

【通算】

28戦22勝5分1敗(勝率78.57%)

こちらが8日現在でのセビージャのホーム公式戦の全成績である。

フィオレンティーナ戦に勝利したことで、セビージャは今シーズンのホームでのELを全勝で終えることとなった。また、コパ・デル・レイもホームで3戦3勝しており、今シーズンはカップ戦のホームゲームで全勝したことになる。

また、リーガでもセビージャは18試合のうち12勝している。

先週末に行われたレアル・マドリー戦では惜しくも2-3と敗れ今シーズン初のホーム黒星を喫したが、通算の勝率で8割近い数字を叩き出している。この規模のチームとしては驚異的と言える数字だろう。

なお、セビージャが残すホームゲームはリーガでのアルメリア戦1試合である。バレンシアと激しい4位争いをするセビージャだが、指揮官のウナイ・エメリはこのアルメリア戦での勝利をある程度計算しているに違いない。

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