3日に行われたアメリカ・MLS、スポーティング・カンザスシティ対シカゴ・ファイアーの試合で、カンザスのMFパウロ・ナガムラがゴールを決めた。
Naga... naga... naga-na miss from there. Paulo Nagamura with the header and Sporting Kansas City with the win. Full Highlights: http://soc.cr/MsAsV
Posted by Major League Soccer (MLS) on 2015年5月3日
鮮やかな崩しから最後はヘディングで合わせる。このゴールが決勝点となり、カンザスが1-0で勝利している。
日系ブラジル人のパウロ・ナガムラは1983年生まれの32歳。小柄ながら足元の技術に優れたバランス型のボランチ(センターハーフ)である。
地元サンパウロのユースではあのカカと共にプレーし、2001~2004年にはアーセナルの下部組織に所属、初年度にはU-19の大会で優勝を経験した。トップ昇格はならなかったものの、2005年にMLSのLAギャラクシーでデビューし、いきなり主力としてMLS制覇に貢献している。
その後もメキシコへ渡った2010年の半年を除き全てのシーズンをアメリカで過ごしており、MLSでの確固たる地位を確立。今では同国の永住権を取得しているとのことだ。
これまで特に日本とのエピソードが語られたことはないが、果たしてこの先、日本でプレーすることはあるだろうか。
We are with you @DaniAlvesD2 #SayNoToRacism pic.twitter.com/MNlfdKDfX5
— Paulo Nagamura (@paulinhonag) 2014, 4月 29
昨年、人種差別の被害を受けたダニ・アウヴェスをバナナを食べて応援するナガムラ