レアル・マドリーとのCL準決勝1stレグをホームで2-1と先勝したユヴェントス。

2002-03シーズン以来となる決勝進出に向け、着実に一歩を踏み出した。

ポール・ポグバをサスペンションで欠きつつも、ユヴェントスはディフェンディングチャンピオン相手に勝利を収めた。マドリーの破壊力を考えると2-1というスコアは決して安全圏ではないが、イタリア勢の底力のようなものを見せてくれたのは事実。この試合に勝利したことで、注目が集まるUEFAランキングにも若干の変化が見られそうだ。

さて、そんなこの試合では開始8分に先制点が生まれた。

シュテファン・リヒトシュタイナーとクラウディオ・マルキージオのパス交換でギャップが生まれたところにカルロス・テべスが走り、右斜め45度のエリアからシュート!

このキックはGイケル・カシージャスに阻まれたものの、FWアルバロ・モラタがこれに詰めており先制ゴールをゲットした。

一見2トップでこじ開けたように見えるこのゴール。しかし、フィールドプレーヤー9人で27本ものパスを繋いだ末に生まれたゴールであったようだ。

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中でも大きなポイントとなったのは、00:18あたりからスタートするMFアンドレア・ピルロのサイドチェンジであろう。

その後、右サイドで数的同数になったのをテべスが巧みに突き、ゴールが生まれている。

このゴールが生まれるまでのパスの経路図はこんな感じ。

『Opta』のこのチャートを見る限り、ステーファノ・ストゥラーロを除くフィールドプレーヤー9人を経由していたようだ。

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