5月2日、『Sky』は「イタリア・セリエAのインテルは、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFエルヴィン・ズカノヴィッチとの契約が近づいている」と報じた。

エルヴィン・ズカノヴィッチは1987年生まれの28歳。長身でありながらも左サイドバックやボランチとしても起用できるストッパーで、フリーキックも得意としている。

昨年ヘントからキエーヴォにレンタル移籍しており、イタリア初年度ながらも27試合に出場、2ゴールを決めるなど安定した活躍を見せた。

インテルは先月から彼の獲得に動いていると言われており、両クラブ間での交渉が行われてきた。

当初移籍金についてはキエーヴォが100万ユーロ(およそ1億3000万円)で買い取りインテルに350万ユーロ(およそ4億5000万円)で転売するのではないかと言われていたが、今回の報道ではおよそ200万ユーロ(およそ2億6000万円)程度で収まるのではないかと推測されている。

また、『Sky』は他にエラス・ヴェローナのMFヤコポ・サーラの獲得にも近づいているのではないかと報じている。

ヤコポ・サーラは1991年生まれの23歳で、主に右サイドでプレーする元イタリアU-21代表選手である。かつてはチェルシーの下部組織に所属していた経験を持ち、プロデビューはドイツのハンブルガーSVという変わり種として知られる。

さらに噂になっているのはウディネーゼのMFアラン。2012年にヴァスコ・ダ・ガマからイタリアにやってきたブラジル人ボランチで、現在チームの中心として活躍している若手有望株。

しかしこちらはウディネーゼが1000万ユーロ(およそ13億円)という価格を設定しているため、インテルにとってはかなり難しい状況になっているとのことだ。

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