4月27日、『Telegraaf』など各メディアは「ヨーロッパリーグのローマ戦で発生した各種のトラブルについて、UEFAはフェイエノールトに処分を科した」と報じた。

その内容は2つに分かれている。

一つは人種差別行為について。ローマ戦の途中にはスタンドからプラスティック製のバナナが投げ込まれる場面があり、これが黒人に対しての差別的意図がある行為だと判定されている。

UEFAはこれに対して5万ユーロ(およそ650万円)の罰金を言い渡すとともに、次回のヨーロッパでのコンペティションにおけるホームゲームにおいて観客の入場を禁じるという処分を科している。

またそのほかスタジアムでサポーターが行った暴動についてさらに5万ユーロの罰金を科しているほか、2年間の執行猶予付きであるが1試合の無観客試合という処分が科せられている。

フェイエノールトサポーターは、ローマとのアウェイゲームにおいては歴史的建造物を集団で破壊するなどの行為を行っており、今季のヨーロッパリーグでは多くのトラブルを起こしている。

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