4月26日、『Le Parisien』は「ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニは、現在の状況に変化がない限りパリ・サンジェルマンを退団するかもしれない」と報じた。
2013年にナポリから6300万ユーロ(およそ82億円)という高額の移籍金でパリ・サンジェルマンに加入したエディンソン・カバーニ。しかし、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが同ポジションにいるためにサイドでの起用が多く、その処遇には不満を持っていると報じられてきた。
先日のリール戦ではイブラヒモヴィッチの不在によってワントップで起用され2ゴールを決めるなど、好調を維持しているものの、それでも中心的な役割を任されていない状況にある。
記事によれば、カバーニの関係者は取材に対して以下のように話し、センターフォワードで起用される状況にならないと来季も同じ問題を抱えてしまうと話した。
なお、カバーニに対してはマンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールが興味を示していると言われており、両チーム共に今夏はストライカー不足になることが予想されている。
関係者
「カバーニに多くのクラブが興味を示すのは当然だ。そうでないよりは良いことだ。それは、恐らく彼にモチベーションを与えてくれるはずだ。そう望んでいる。
パリでのスポーツ面での状況が変わらなければ、来季も同じ問題を抱えてしまうことに疑いはない。それは最低限の話だ。エディンソンはサイドでのプレーを余儀なくされているし、それを2年間やってきた。チームのために。
しかし、これは彼にとっては良い状況とは言えない。彼は中央のポジションでプレーしたい。その場所が彼の好ましいポジションである。
セリエAで得点王を獲得した能力を発揮させるには、ズラタンが居ないときだけではなく、このポジションでの連続性がある機会を必要としているのだ」