先週末行われたブンデスリーガ第29節ヴォルフスブルク対シャルケの試合は1-1で終了した。

2位と5位による上位対決となったこの試合。

ルロイ・サネがブンデスリーガ3得点目となるゴールでシャルケが先制するも、好調ヴォルフスブルクはケヴィン・デ・ブライネのゴールで同点に追いつく。上位チームとの勝ち点を縮めたい両者は痛み分けとなる勝ち点1を獲得する格好となった。

さて、そんなこの試合では気になる出来事があった。ヴォルフスブルクFWで、日本でも何かと話題のニクラス・ベントナーがベンチ入りしなかったのだ。

バス・ドストがゴールを量産するようになって以降、ベンチに座る機会が増えたベントナー。しかしこの日は特別怪我の情報も入っておらず、なぜベンチ入りしなかったのか謎に包まれていたのだが、英国『Guardian』がその理由を伝えている。

記事によれば、ヴォルフスブルクのディーター・ヘッキング監督は「ニクラスは最初プレーする予定だったが、我々のトレーニングは彼が考えていたよりも明らかに早く始まった」と話したのだという。そう、ベントナーは金曜日に行われたチームの練習に遅刻(欠席?)していたのだ。

ヘッキング監督によれば、ベントナーはこの試合で先発予定だったという。しかし、ベントナーが時間通り練習場に現れなかったことにより、シャルケ戦に臨む招集メンバーから外したのだそうだ。

ヴォルフスブルクのスポーツダイレクターを務めるクラウス・アロフスも「いつトレーニングが行われるのかを知る手段は(ベントナーには)たくさんあった。ましてやヴォルフスブルクで大きな渋滞があったわけじゃあるまいし」と話している。

来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグへの出場権をほぼ手中に収めているヴォルフスブルク。来季、そのスカッドの中にベントナーの名前はあるのだろうか?

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介