元ブラジルU-20代表MFケルロンが3月中旬にアメリカンプレミアサッカーリーグのマイアミ・デイドFCに加入していたことがわかった。
2013シーズンまで藤枝MYFCでプレーしていたケルロンだが、2014年1月に無所属となり所属先を探していた。
U-17代表時代、アシカドリブルで世界中の話題をさらったケルロン
マイアミ・デイドFCは2014年に設立された新興クラブで昨季はナショナル・アダルト・リーグ(実質11部)でプレーし優勝。今季より新設されたアメリカンプレミアサッカーリーグに参入している。
MLSを頂点にしたアメリカサッカーのピラミッド上では4部扱いとなる。順位による昇格・降格は現時点ではない。4月に開幕し8月に終わるため、大学生でも参加できる様なスケジュールとなっている。マイアミ・デイドFCもホームスタジアムはフロリダのセント・トーマス大を借りている格好だ。
チームを運営するのは投資会社のリンク・グループ。同社は元ブラジル代表DFロベルト・カルロスと共に「ギンガ・スカウト」なるソフトウェアを開発、今年の発売を予定している。
@Kerlon_Seal20 um dos brasileiros que vestem a camisa do Miami Dade. pic.twitter.com/hukPWnA982
— MiamiDadeFC-BRASIL (@MiamiDadeBrasil) 2015, 3月 27
画像ではわかりにくいかもしれないが、ユニフォームの胸スポンサーもGINGA SCOUNTとなっている。
それだけに90年代のMLSで長く活躍したFWディエゴ・セルナ(コロンビア)をアシスタント・コーチ兼任で現役復帰させた他、元ベンフィカ、アトレチコ・ミネイロのGKマルセロ・モレットなど実績のあるメンバーを揃えている。
チームの開幕戦はアメリカ時間で17日(金)を予定していた様だがまだ行われていない様だ。