財政上の問題もありイングランド2部最下位に低迷していたブラックプールは今月初めリーグ戦6試合を残した時点で3部降格が決まった。
降格が決まった翌日(今月7日)に行われたレディング戦で起きていた珍事について、イングランド各メディアが伝えている。
Blackpool keeper forced to wear autographed shirt as the club have run out of spares
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— MailOnline Sport (@MailSport)
2015, 4月 14
それによれば、この試合でブラックプールのGKジョー・ルイスはサインが入ったユニフォームを着用しなければならなかったという。その理由はズバリ替えのユニフォームがなかったから。
このユニフォームはスポンサー向けに贈呈するはずのものだったそうだが、クラブにはキットマン(用具係)がおらず、替えがなかった(用意されていなかった?)とのこと。
ブラックプールのスペイン人MF、アンドレア・オルランディがこう明かしたという。
「試合前にジョー・ルイスのユニフォームのことに気付いた。サインが入っていて、試合終わりに当選商品にするんだろうと思った。(だけど)違うと分かった。彼はそのことに気付いてすらいないか、何も知らなかった。彼が他のと取り替えようとした時、残りがないと言われていた。おかしかったね。彼は書いてあることを隠そうと、バンドエイドを貼ろうとしていたから」
ただ、ハーフタイムには“サイン"のないユニフォームが見つかったそうで、ルイスに提供されたとのこと。なんでも、ブラックプールはキットマンが3月に辞職しており、秘書がその役割を兼任せざるをえなくなっているそうだ。