デポルティーボ・ラ・コルーニャは2月中旬から勝ちがなく、スペイン1部リーグで17位に低迷。このほど、ビクトル・フェルナンデス監督を解任し、39歳のビクトル・サンチェスを新たな指揮官に招聘した。

初のトレーニングを終えたビクトルは「チームはとてもいい印象、いい雰囲気、取り組みへの意欲を私に見せてくれた。我々がフォーカスしなくてはならないのは試合へのプランに励み、集中すること。順位と勝ち点は忘れる」と語るとともに、「リアソールでの初の試合を楽しみにしている」とも意気込みを述べていた。（初戦はアウェイでのソシエダ戦）

そして、ビクトルといえば、ハビエル・イルレタ監督（当時）のもと『スーペル・デポル』として欧州を席巻したあのチームで大活躍した選手でもある。ちなみに、レアル・マドリーのカンテラ育ち。

素晴らしい右サイドハーフであったが、スペイン代表ではそれほどプレーできなかったこともあってか、どこか地味な印象をもたれているような気もする。とはいえ、能力としては卓越したものを持っていた。スピードとテクニックに優れ、クロスも上手いうえにシュートとフリーキックも強烈。完成度の高いサイドアタッカーであり、あのハインケスからも「非常に賢い」と高評価を得ていた好選手であった。

個人的にはカンプ・ノウでのバルサ戦でぶっ込んだ強烈シュートが印象的。

無慈悲である。

そんなビクトルのスーペルなプレーを集めた映像を紹介。これだけでもめちゃくちゃいい選手だったことが分かるはず。4:25～からのえぐい超速ミドルは必見！

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