先月29日、南アフリカとナイジェリアは親善試合を行い引き分け(1-1)で両者譲らない結果となった。アフリカサッカーを牽引してきた2か国だが、サッカーの実力以外にもう1つ譲れないものがある。それが、ニックネームだ。

過去に南アフリカの名前については チーム名選手名をとりあげてきたが、ナイジェリアも黙ってはいない。特に選手の愛称では格別の強さを誇る。ナイジェリアを代表するMFといえばジェイジェイ・オコチャだが、「ジェイジェイ」もまたニックネームであり、彼の様に登録名にまでしている選手も少なくない。

そこで、今回は「代々木の味皇」の異名を誇る編集部Qが勝手にベストイレブンを組んで戦わせてみたぞ。


南アフリカ ニックネーム代表

GK:
磁石(ヴィンセント・エニュアマ)

DF:
ブリクストン塔(ジミー・ユベール)※晩年はFWに転向した
16v(ドクター・クマロ)※凄まじい運動量からエンジンの名前がついた。MFだが、ここでは人数不足からDFとした。

MF:
踊る靴(バーナード・ハーツェ)
イエス・キリスト(アンディ・カラジンスキー)※名前からするとポーランド系に見えるが実はギリシャ系
深夜急行(エルマン・ムハレレ)
ロシアより愛をこめて(アルフレッド・ジェイコブス)
モニカ姉妹(ローレンス・シャンペイ)
電話交換局(フェツィ・モラテディ)

FW:
アヤシサ・アマテキ(アルバート・マーラング)※ヒップホップの名曲から
遅い毒(レスリー・マニャセラ)

監督:
南アフリカサッカーの黒い王子様(ジョモ・ソノ)※そもそも"ジョモ"すら愛称


ナイジェリア ニックネーム代表

GK:
バスケットボール(ヴィルフリード・アグボナフバーレ)

DF:
守備学部長(イサ・ソフォルウェ)
ヘディング王(ムティウ・アデポジュ)※ちなみにアデポジュはクラブでは攻撃的MFで技術もあったのだが。

MF:
マラドーナ(エティム・エシン)
水銀(シルヴァヌス・オクパラ)
警察本部長(アドキエ・アミエシマカ)※引退後の2009年にナイジェリアU-17代表の年齢詐称を主張した。どこまでも正義を貫いている。
汚くないよ(ムダ・ラワル)
恐るべき子供たち(タリラ・オコロンワンタ)※大人になったらどうするつもりだったのだろうか…。

FW:
超大型爆弾(アロイシウス・アテュエグブ)※160cm台と小柄だったがシュートの威力が抜群だった。
バロテッリ(グボラハン・サラミ)
数学者(セグン・オデグバミ)

監督:
ザイオン・トレイン(サムソン・オゾグラ)※ボブ・マーリーの名曲から

モノに例えることが多い南アフリカ代表に対して、人に例えることが多いナイジェリア代表。うーーん、この対決は試合同様決着がつかなそうだ。

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